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基本計画からTMO構想を上手に策定し実施計画に移行するノウハウとソフトをまとめました。
不況下での中心市街地活性化は商業活性化のソフとが肝要です。全国の成功例や失敗例から21
世紀型の地域振興をときます。三ヵ年の流れを概説致します。

【基本計画からTMO構想を上手に策定し実施計画に移行するノウハウとソフト企画】

1.中心市街地における基本計画とは
  1) 中心市街地の活性化の必要性
  2) 中心市街地の整備改善とは
  3) 中心市街地の商業活性化とは
  4) 中心市街地の課題と必要性
  5) 中心市街地とその外郭との関係とは

2.TMO構想の策定について
  1)   TMO構想とは何か
  2)   TMO構想策定における組織体制とは
  3)   TMOの組織別の役割とは
  4)  TMOと基本計画の整合性とは
  5)  TMOの目標とは
  6) 支援メニューの捉え方

3.  中心市街地の商業活性化をどうすべきか
  1)    既存商店街の現状認識
  2)    既存商業の課題店・問題点
  3)   大店法廃案と福祉商業について
  4)   バーチャルモールとは
  5)   商業活性化とソフト事業とは

4.   中心市街地におけるTMO構想及び実施計画のポイント
  1)   公的資金の活用と支援メニューについて
  2)   商業者の意識改革と役割とは
  3)   一体的推進と整合性
  4)   ハード事業とソフト事業の区別

  5)   基本計画・TMO構想・実施計画への引継ぎについ

(基本計画・TMO構想・実施計画のポイントとキーワード)

◆中心市街地活性化のための基本計画・TMO構想策定のポイント

  1. 基本計画の策定ポイントとは範囲の設定
  2. TMO構想の策定ポイントとはソフト戦略重視
  3. 中心市街地の整備改善のポイントとは国土交通省支援メニューにあり
  4. 中小小売商業高度化事業の活用のポイント実施主体の編成にあり
  5. 各省庁の支援メニューのポイントを熟知すること

◆タウンマネージメントに欠かせない福祉商業

  1. 福祉宣言をせよ
  2. 高齢・少子化の対応がポイント
  3. タウンマネージメントの正しい理解が不可欠

◆中心市街地活性化の手法と手順

  1. 基本計画策定のコンセプトが鍵
  2. TMO構成員の編成がポイント
  3. 各省庁の中心市街地活性化の考え方と支援メニューの捉え方を学べ
  4. 基本構想・基本計画・実施計画との整合性は実施計画の想定にあり
  5. タウンマネージメントにおける行政・諸団体・商業者及び地域住民のコンセンサスが不可欠

基本計画(1年目)

TMO構想(2年目)

TMO実施計画(3年目)

(3カ年の流れ)

ステップ1

●今なぜ、中心市街地活性化なのか
●住民、産業者、諸団体のコンセンサス
●現状の分析及び課題・問題点の整理

 概 要

高齢化、少子化の対策は避けて通れません。一人暮らしのお年寄りが急増する社会現象はケアとか介護という視点だけでなく積極的な社会参加と生きがいを求めるニーズが台頭しています。お年寄りが生きがいと安らぎを感じる街づくりがもとめられるのです。福祉、健康は21世紀の基本コンセプトになります。他方少子化対策も同時に遂行しなければなりません。若者が将来の夢をもち働き甲斐のある街づくりが必要になります。住民、産業者、諸団体が一体となり、高度情報化社会の構築を目指すべきです。特に住民のボランティア活動は不可欠な要素になりまた、若者が主催する明るく、楽しい街づくりも推進していかなければなりません。21世紀の都市計画はこうしたニーズを先取りし、中心地に都市機能を集中することで、生活の利便性、快適性、そして創造性を創出していくことです。空洞化の原因を追求し、中心市街地を面白くしていくことが大切になります。そのため現状の都市機能や張り付きを今一度見直すことが必要になります。住民が中心市街地をどうしたいのかを見極めることです。

  【合意・コンセンサス】

@        住民のコンセンサス
A        商業者のコンセンサス
B        地権者のコンセンサス
C        入込み客のコンセンサス
D        諸団体のコンセンサス
E        行政のコンセンサス
F        隣接市町村のコンセンサス
                    
 ステップ2

●中心市街地活性化の戦略
●基本計画の方針
●将来像のイメージ・ビジョンの確立

概 要

中心市街地は確実に衰退しています。空洞化の傾向に歯止めがかからない状況です。その背景に急激なモータリゼーション化があります。車社会では駐車場と幹線道路やアクセスパイプの張り付きが問題になり、結果として郊外型社会を確立してきました。しかし21世紀の高齢化社会では、一転して便利な生活、快適な住環境、触合いのある空間が求められます。現状の立地がどのような外部環境に置かれているか、交通体系の問題点はどこか、周辺地区のアクセスの改善はあるか等について分析する必要があります。また現状での土地利用の課題点、問題点は何かを同時に把握しなければなりません。道路の張り付きと交通量の実態からは歩行者と車の流れをどのように改革していけばよいかを読み取ることになります。さらに重要なのは、商店街の張り付きです。大型店の競合状況、既存商店街の歯抜け状況から問題点を探ることになります。そして今一つ重要なのは駐車場の問題です。車社会でどのぐらい必要なのか、規模と場所の分析がポイントになります。都市機能がどのように配置されているかが重要なのです。核になる施設の現状分析は重要です。こうした現状の分析から整備課題を導き、街中再生にむけてのゾーニングプランを導き、基本計画の方針を明確にしたいものです。将来、わが街はこうしたいという明確な意思をビジョン化していくことになります。

 中心市街地活性化の戦略】

@今何をしたいのか
A 何をなすべきか
Bなすべき事を如何に実行するか
C 阻害要因は何か
D成功要因は何か
E失敗の原因は何か
F課題事項は何か
G外部環境はどうか



                            ステップ3
●中心市街地活性化のゾーニング

●特別用途地区についての見直し
●具体的整備計画の構想と立案

概 要

中心市街地の設定をして、そこに都市機能を集中することで生活の快適性を追求することが基本です。それには街づくりの基本コンセプトが重要になります。21世紀型社会の確立に住民、産業者のコンセンサスは不可欠です。特別用途区分の見直し、福祉、健康といったゾーニング、高齢者や若者が賑わうふれあいの街づくりが求められます。現在進行中の整備計画と、今後計画するものでどのような街づくりが提唱されるかここが勝負になります。住民や産業者及び諸団体等の意見を十分に反映するものでなければ実現化の支持は得られません。現状の正しい把握・認識が不可欠になります。

【ポイント】

@ 中心市街地活性化のゾーニング(範囲、規模、施設、空き地等)
A 整備の方向づけ
B特別用途地区についての見直し
C現在進行、計画事業の確認
D主要幹線道路の配置
E警備の重点方針
F警備メニューの確認
G整備予算の見積りと費用捻出
H具体的整備計画の構想と立案
I実現可能性の検討
                         
                                          ステップ4

●中心市街地活性化のソフト立案
●福祉、健康、情報、環境のキーワードと企画立案
●テーマ及びコンセプトの確立

概 要

中心市街地の活性化はハードとソフトが一体となり、その効果が発揮されます。特に基本コンセプト及びゾーニングプランから実現化の橋渡しにソフト戦略の確立不可欠になります。下記の四つのキーワードから中心市街地のコンセブトが明確になります。

「健康」
  健康というテ−マで街づくりを考案する場合、歩かせる要素が不可欠となる。地域住民や入込み客が歩きたくなる街づくりを目標にします。そのためのタウンマネ−ジメントとして、触合いアクセスやモ−ルが不可欠になる。タウンモ−ル全体が、「健康」というキ−ワ−ドで構成する要素が必要になる。

  1)東洋医学等の拠点があること
  2)歩きたくなる魅力あるコ−ナ−があること(創造性)
  3)歩いて楽しいこと(快適性)
  4)歩くことが安全であること(安全性)
  5)歩くことで用事が片付くこと(利便性)

  都市施設・駐車場・健康ゾ−ン・学校・公共機関及びサ−ビス機関を適宜に配置することが肝要となります。

  「福祉」
 高齢者にやさしい街づくりがポイントになる。車いすでタウンモ−ルを活用できるバリアフリーの工夫をしたい。福祉の拠点としてシニアハウジングの政策として、シニアマンションを創設したい。ボランティア協会及び福祉関係事務所等を張りつけたい。お年寄りが楽しくなるよう工夫する事です。
 1)シニアマンションの建設
 2)福祉ふれあい広場の創設
 3)くつろぎベンチの創設
 4)ボランティア協会の設置
 5)福祉関係施設の配置

  「情報」
 情報には、過去・現在・将来の発信がある。歴史的な情報・流行・提言といった視点から情報を唱えたい。町内・町外・国内・国外といった情報の収集もある。情報基地として、インタ−ネット舘が考えられる。又、歴史ギャラリ−の発想もある。

  1)歴史ギャラリ−舘の創設
  2)インタ−ネット舘の創設
  3)住民ギャラリ−の設置
  4)フォト、絵画ギャラリ−の設置
  5)インフォメ−ションセンタ−の設置

  「環境」
 環境には、リサイクル・エコロジ−の視点がある。さらに、街並みが美しい・個性的だ、魅力的だという価値も不可欠になるし、街並みが回遊性をもつことが前提となる。
 1)ミニフラワ−公園
 2)花いっぱいストリ−ト
 3)美化運動
 4)ノ−スモ−キングエリアの設置
 5)街並み景観条例の策定

                               
                                    ステップ5

●商業活性化の基本構想の立案
●既存商店街のタウンモールと賑わいの概念
●商業、観光、工業、農業の組み合わせによる街中新産業化

商業の活性化は都市機能の整備とあわせ両輪となる重要な要素である。既存商業ゾーンと大型店との調整を図らなければならない。特にタウンモールの主役は商店街である。街並み全体をタウンモール化していくこを想定したい。しかし従来型の線の商店街の温存は危険です。そこで重点モールが必要になってきます。中心市街地の賑わいもこのタウンモールニかかっている。歩く仕組み、触合う拠点づくり、ゆとりの空間等の組み合わせで演出していきたい。商業者、観光業者、工業者、農業者、漁業者にとったどんなタウンモールを描くかを検討していきます。

@既存商店街の見直し
A空き店舗のチャレンジショップ化
B空き地の活用のビジョン

C駐車場の抜本的見なおし

Dふれあいギャラリーの創設

E商業活性化のソフト戦略の構築

F福祉商業の確立

G商業者の参加確認

HITモール化の推進

I実施主体の確認

J実施計画の採算性

K実施計画の資金計画

L実施計画の参加予定者の確認

M実施計画の支援メニューの確認

N実施計画のレイアウト、パース、平面・立面厨

                                ステップ6   
●TMOの組織化及び委員の構成
●TMO委員会におけるTMO構想の道筋
●福祉商業の確立とソフト企画の確立

TMOの役割は、空洞化した中心部を如何に復活させるかである。都市機能の見直しを含め、内なるアクセスパイプを異化に演出するかがポイントになる。
面白い街並み
ロマンチックな散策ロード
意外性な空間
・やすらぎの広場
創造性のある空間
立ち寄る魅力的な空間
生活情報の提供
ITモール
・駐車場の位置・規模をモール化
アクセスパイプの設定
アミューズメント機能の導入
テナントミックスゾーンの設定
バリアゾーンの設定
子供を遊ばせる仕組みの提案
朝市等イベント広場
空き店舗の活用構想
空き地の活用構想
飲食モールの構想
バーチャルモール構想
若手商業経営者の構想
シニアグループ構想

等を提言していかなければならない。しかしながら商業者の意識や参加の意欲に影響され、思い切った、街並み条例等の策定も必要と思われる。

                                ステップ7

●調査事項と内容の企画。立案
●調査結果の分析と評価
●街中賑わいの概念と目標値の設定

概  要

消費者、生活者、産業者の意見を大いに反映しなければならない。アンケート調査、現地踏査、ヒヤリング、懇談会等が必要になる。調査結果はTMO委員会で評価して構想策定に役立てたい。街中を中心市街地として認定し、賑わいを関係者等で議論したい。調査結果として、街中賑わいの概念と目標値の設定を確定していきたい。

@    商業者の参加意欲は
A    若手経営者の参加可能性は
B    テナントミックスの可能性は
C    地権者のコンセンサスは
D    商業者の意識改革は
E    商業のソフト戦略は
F    消費者のコンセンサスは
G    基本計画の賛否は
H    駐車場の必要性は
I    住民のコンセンサスは
J    ソフト事業のアイディアは
K    ハード施設の要望は
L    自己負担額の限度は
M    実施事業の参加可能性は
N    賑わいの改革案は
O    空き店舗地策は
P    飲食ゾーンの評価は
Q    営業時間の評価は
R    イベントの評価は
S    福祉商業の賛否     

こうした項目をアンケートで確認しTMO構想に反映させたい。

                               ステップ8

●中心市街地の街中再生計画の立案
●街中再生コアソーンの確立と空き店舗対策
●タウンモール及びアクセスパイプの企画立案

概  要 

 中心市街地のビジョンは、いくつかの案が提出され、そこから意思決定されていく。街中が結果として賑わっていくことが条件になる。タウンモール、アクセスパイプはそのための呼び水である。この中心市街地であれば住んで楽しい、将来が楽しみだと感じさせるビジョンを策定したい。
都市機能の集中による利便性
触合い、交流の基地づくり
中心市街地のコアゾーンの確立
一家で楽しめる空間
賑わいの場の創出
こうした方向に街中を改革していくことである。

【ポイント】
@    街中再生計画の立案
A    代替案の策の作成
B    重点策の決定
C    コアゾーンの決定
D    整備構想の評価
E    現地踏査
F   地権者との懇談
G  生活者ヒヤリング
H    住民ヒヤリング
I    優先事業の確認

こうした手法からTMO構想は策定され地着ます。

                                 ステップ9
1.TMOの位置付けと実施主体について

基本計画の策定に引き続き、TMO構想がまとまれば、最後に実施計画へ移行するための流れを下記に示しましょう。

1)基本計画・TMO構想・実施計画の流れ
   ◆市町村基本計画とTMO講想・実施計画
基  本  計  画→ ・市町村が作成し決定する

TMO講想→・TMOを担う機関が作成し市町村が認定する

(中小小売商業高度化事業講想)

実施計画 →事業を実施しようとするものが作成し、通産(中小小売商業高度化事業計画)  大臣が認定する

   事  業  実  施

*TMO計画に明記すべき事項として次の点があげられます。
@中小小売商業高度化事業の目標および内容
Aその事業の実施時期
Bその事業を行うのに必要な資金の額とその調達方法

2)タウンマネージメント機関(TMO)について

 TMOは事業主体にはならず、あくまでも調整役になる手法が一般的です。その理由は既にまちづくり株式会社が設立されている場合です。基本計画及びTMO委員会の採択された整備事業は行政の指導で街づくり株式会社が実施主体となります。商業担当部分は商業者を中心に事業協同組合を創設し実施主体になる考え方です。しかし商業全般にかかわる内容はTMOが主体的にまとめ役を果たすことになります。

@商工会、商工会議所
A第三セクターの特定会社(大企業の出資割合が1/2以下であり、かつ、地方公共団体が発行済み株式の総数又は出資金額の3%以上を所有または出資している会社)
B第三セクターの公益法人(基本財産の額の3%以上を地方公共団体が拠出している財団法人)

3)TMOの役割と実施主体の組織体制について

 TMO構想は四委員会に分けて実現化構想をまとめます。今後TMOは構想に至らなかった部分の作業と実施計画の企画・調整役を担うことになります。

@企画立案…未解決事項のTMO構想の作成、イベントの企画調整役
A意見調整…地元商業者の意見調整、住民の意見聴取、地方公共団体等との意見調整等
B実施事業の調整…実施主体はまちづくり株式会社がハード面の整備と公共施設の建設を担当し商業者は事業協同組合を創設し実施計画を立案し実現化していくことになります。

TMOの組織イメージ図

地域総合計画

基本計画

TMO構想

TMO実施計画

事業主体

まちづくり株式会社    事業協同組合  商店街改革  TMO・商工会

・整備事業        ・商業者    振興組合創設  ソフト関連事業

・支援メニュー      ・其の他ソフト 

なお、一般的にTMO構想は、商標活性化のための高度化事業を、基本計画に整合性をもって商業等の活性化」の実施にあたります。商業等の活性化は「ハード事業」と「ソフト事業」で構成されTMOは基本計画者の行政と実施主体の中間に立ち招請することが肝要になります。

                ステップ10

●中心市街地活性化の実施計画の確定
●福祉社会の確立を目指した宣言
●実行プログラムと提言事項

概  要 

中心市街地の基本計画の策定は街中再生の基本構想の提案です。基本理念、コンセプト、基本方針、基本政策、再設計ビジョン等が実現にむけて提案されていなければならない。さらにそのビジョンが21世紀の高齢化、少子化ムニ対応するシナリオが明確になっていることが不可欠になる。21世紀の子孫につなげる街づくりを目指したいものです。

『中心市街地活性化のスキーム』

*中心市街地の整備事業・・・土地区画整理事業、再開発事業、道路・公園・駐車場の整備等

『主な整備支援メニュー』
   ・まちづくり総合支援事業
    ・街なか再生型の土地区画整理事業
    ・街なか再生型市街地再開発事業
    ・賑わいの道づくり事業
    ・身近なまちづくり支援街路事業
    ・バイパス、環状道路整備事業
    ・交通ターミナル整備事業
    ・住宅市街地整備総合支援事業

*『主な商業活性化支援メニュー』…商店街活性化先進地事業、商店街等リノベーション事業、中心市街地商業活性化基金事業等 (商業施設、商店街改造・共同店舗・パティオ事業・駐車場・アーケード・カラー舗装、コミュニティ施設・イベント事業 スタンプ・カード、共通商品券、宅配、空き店舗、おかずラウンジ、夕食会、朝市バザール)

お問い合わせは鰍oH総合研究所 代表取締役倉重忠男迄直接質問下さい
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